ITエンジニアの転職の進め方|7工程と、各工程で決めること
PRこのページには広告(アフィリエイトプログラム)が含まれます。サービスの掲載順は条件の一致度で決めており、報酬額は含めていません。
転職活動を「まずエージェントに登録する」から始めると、条件が決まっていないまま求人を見ることになります。求人を見てから条件を考えると、目に入った求人の側に条件が引っ張られます。年収を上げたかったはずが、気づくと「通りそうな求人」の中から選んでいた、という形です。
このページは、実務経験のあるITエンジニアの正社員転職を7つの工程に分けて、各工程で何を決めるのかを順番に整理したものです。工程ごとに、当サイトが別に書いている手順の記事へつないでいます。
先に結論を書きます。順番が効くのは最初の2つだけです。3つ目以降は前後してかまいません。逆に、最初の2つを飛ばすと、あとの工程でやり直しが起きます。
エンジニアの転職活動は、7つの工程に分かれる
工程を並べると次のようになります。図の下段には、その工程を終えたときに「手元に何が残るか」を書いています。

この図で見てほしいのは、残るものの種類が工程によって違うところです。工程3から工程5では、職務経歴書・スキルシート・リポジトリという「持ち物」が増えます。持ち物は一度作れば次の応募にも使えます。
いっぽう工程1と工程2で残るのは「決定」だけです。目に見えるものが増えないので、飛ばしても先へ進めてしまいます。飛ばした分は消えるのではなく、面接で「なぜ転職するのですか」「なぜうちなのですか」と聞かれる形で戻ってきます。そこで初めて考えると、答えがその場の思いつきになります。
工程6と工程7は、相手の予定が入るので自分では動かせません。逆に工程3から工程5は、相手が要らないので在職中でも進められます。この違いが、在職中の進め方を決めます。
工程1|何を変えたいのかを1つに決める
転職で変えられるものは、大きく4つに分けられます。年収、扱う技術、働き方(勤務地・リモート・稼働時間)、役割(設計に入るか、人を見るか)です。
この4つを同時に上げようとすると、条件に合う求人が残りません。年収を上げながら残業を減らし、未経験の技術に移り、上流も担当する——この4つを満たす募集は、無いとは言いませんが、探すのに何か月もかかります。そして探しているあいだ、いまの職場は変わりません。条件は足すたびに掛け算で効きます。残業の条件を1つ足すと母数がどれだけ減るかは残業が少ないエンジニア求人の探し方で数えています。
工程1の本体は、捨てるものを決めることです。4つのうち1つを主にして、2つを「下がらなければよい」とし、残る1つは下がってもよいと決めます。順位を付けずに進めると、面接で条件を聞かれたときに全部を答えることになり、相手はどれを優先すればよいのか分からなくなります。
具体的に書きます。SESや客先常駐から自社開発の会社へ移りたい、という相談はよくあります。このとき変えたいものを並べると、たいてい「扱う技術(自社プロダクトに関わる)」「役割(要件から入る)」「年収」「働き方(常駐がなくなる)」の4つが同時に出てきます。ここで技術と役割を主にすると決めれば、年収がいまと同じ水準の求人も候補に残ります。逆に年収を主にすると、いまの単価より高い常駐案件のほうが条件に合ってしまい、変えたかったはずの働き方が残ります。どちらが正しいという話ではなく、決めていないと両方を追って止まるという話です。
自分の条件を言葉にしにくいときは、選択式で答えるほうが早いことがあります。当サイトの6問の診断(職種・経験年数・重視すること・時期などから、条件が一致するサービスを一致度順に並べます)は、この工程のために作っています。掲載順は条件の一致度で決めており、報酬額は計算に入れていません。
工程2|使うサービスを決める — 「誰が求人を選ぶか」で3つに分かれる
転職サービスは名前で覚えるより、誰があなたの求人を選ぶのかで分けたほうが使い分けができます。分け方は3つです。
- 自分で選ぶ(求人サイト型) — 条件で検索して自分で応募します。動かす量は自分次第で、誰も急かしません
- 相手が選ぶ(スカウト型) — プロフィールや開発履歴を登録し、企業から声がかかるのを待ちます。自分が知らなかった会社が入ってきます
- 人が選ぶ(エージェント型) — 面談で条件を伝え、担当者が求人を持ってきます。非公開の求人を扱うことがあります
型が決まったら、次は条件で絞ります。ここで注意したいのは、同じことを探しているつもりでも、用意されている絞り込みの呼び名がサービスごとに違うことです。たとえば客先常駐から抜けたい場合、dodaには「客先常駐なし」があり、ギークリーには「自社内開発メイン」と「自社サービス保有」が別々にあります。条件の呼び名と、それぞれが指しているものの違いは、その目的だけを扱った記事に分けました。
3つ目のエージェント型は、法律上は「職業紹介」にあたります。大分労働局の説明では、有料職業紹介事業は職業安定法第30条第1項に基づく厚生労働大臣の許可を受けて行うものとされています。つまり、許可を受けた事業者かどうかは公に確認できます。
確認先は、厚生労働省職業安定局が運営する「人材サービス総合サイト」です。職業紹介事業の許可・届出事業所を検索できます。各社が自社サイトに載せている許可番号を、ここで突き合わせられます。当サイトが掲載している15サービスのうち14サービスは許可番号を公開しており、そのうち2サービスは同じ事業者のものなので、事業者の数では13です。残る1サービスについては、当サイトではまだ確認できていません。
実際に確かめる手順は3つです。
- 使おうとしているサービスの公式サイトで、許可番号の記載を探します。会社概要やフッターに書かれていることが多いです
- 人材サービス総合サイトで、職業紹介事業の許可・届出事業所を検索します
- 事業者名と番号が一致するかを見ます。サービス名と運営会社名が違うことがあるので、突き合わせるのは運営会社の名前です
この確認は数分で終わります。そして、求人サイト型やスカウト型のサービスは職業紹介にあたらない場合があるため、番号が見つからないこと自体が問題とは限りません。見ているのは「良いか悪いか」ではなく、そのサービスが法律上どの立場で自分に求人を出しているのかです。立場が分かると、誰が求人を選んでいるのかもはっきりします。
費用についても、法律の側に決まりがあります。有料職業紹介事業者が求職者から受け取れる手数料は原則としてなく、例外は「芸能家」「モデル」「経営管理者」「科学技術者」「熟練技能者」の5つに限られます。このうち後の3つについては、紹介された職業に係る賃金が年収700万円を超える場合に限る、という取扱いです。
これは特定の労働局の独自の運用ではありません。手数料の取扱いは厚生労働省の「職業紹介事業の業務運営要領」で定められており、全国で共通です。各労働局のページは、同じ内容を地域向けに案内しているものです。
「科学技術者」にエンジニアが自動的に含まれるわけではありません。法令に細かい定義が置かれているわけではなく、実際の職務内容が科学技術者にあたるかどうかで判断されます。開発・設計・研究にあたる仕事であれば該当しうる、という読み方が正確です。したがって「求職者は無料」も、法律が一律にそう定めているのではなく、原則が無料で、限られた場合に例外があるという構造です。利用の前にそのサービスの料金の記載を見る、という手順は変わりません。
3つの型は排他ではありません。1つのサービスが検索・スカウト・エージェントの複数を持っていることがあります。登録する前に、そのサービスで自分が「探す側」なのか「待つ側」なのかを確かめてください。待つ型に登録して待っているつもりが、実際には自分で応募する画面だった、という取り違えが起こります。
エージェント型でよく言われる「非公開求人」は、企業が公開したくない募集を担当者が持っている、という意味です。ここで押さえておきたいのは、自分の判断が入る場所が2回に分かれることです。1回目は面談で条件を伝えるとき、2回目は持ってこられた求人を選ぶときです。1回目で条件が曖昧だと、2回目に出てくる求人の幅が広くなり、選ぶのに時間がかかります。工程1が工程2より前にあるのは、この順番が理由です。
型を1つに絞る必要もありません。実際には「自分で探す型を1つ、人が選ぶ型を1つ」のように、性質の違う2つを併用する形が扱いやすくなります。同じ型を何社も登録すると、出てくる求人が重なり、同じ求人に別経路で応募してしまう事故が起きます。
当サイトでは、掲載している転職サービスの一覧(対応職種・対応エリア・求人検索の有無・最終確認日を並べています)を型が分かる形で整理しています。名前を知っているかどうかではなく、自分がどの型を使いたいのかで絞ってください。
「自分で探しながら、スカウトも受け取る」形がどういうものかは、実際に画面を見るのが早いです。次のサービスは登録後にプロフィールの入力があり、そこまで進めて初めてスカウトが届く形になっています。
工程3|書類を用意する — ここから持ち物が増える
工程3から、作ったものが手元に残ります。用意するのは職務経歴書で、SESや客先常駐で働いている場合は、すでに持っているスキルシートが素材になります。
職務経歴書には決まった様式がありません。様式が自由だということは、読む順番を自分で設計しなければならないということでもあります。書き方の手順はエンジニアの職務経歴書の書き方(転職サービス14社の職種区分から、書く職種名を逆算する手順)にまとめています。
スキルシートを持っている場合は、ゼロから書き起こすより変換したほうが速く、内容も正確になります。ただしスキルシートは「案件に入れるか」を判断してもらう書類で、職務経歴書は「採用するか」を判断してもらう書類です。目的が違うので、そのまま出すと採用の判断に要る情報が足りません(変換の手順はエンジニアのスキルシートの書き方(職務経歴書に変える5手順)にあります)。
応募先ごとに全部を書き直す必要はありません。差し替えるのは冒頭の要約と、応募先の技術スタックに関係する部分だけです。ここを分けておくと、応募の数が増えても時間が増えません。
工程4|GitHubと成果物を、読める状態にする
「GitHubを整える」と聞くと、新しく何かを作らなければならないように感じますが、この工程でやるのはすでにあるものを読める状態にすることです。何のためのコードなのか、どこを自分が書いたのか、動かすと何が起きるのかが、READMEの数行で分かるかどうかを見ます。
業務のコードは出せません。出せない前提で何を見せるかを決める手順は、エンジニア転職でGitHubをどう使うか(公開できるものが無いときの選択肢を含めて整理しています)にまとめています。開発履歴からスキルを可視化する仕組みを持つサービスもあるため、この工程は工程2の選択肢にも影響します。
この工程で「新しくポートフォリオを作るべきか」と迷ったときは、先に判断の材料を見てください。当サイトが掲載する転職サービス15社の求人検索を数えたところ、成果物で絞り込める軸を持つサービスは1社もありませんでした。作るかどうかは、エンジニア転職にポートフォリオは必要かを15社の絞り込み条件から判断するで、効く場合と職務経歴書で足りる場合に分けて整理しています。
この工程を後回しにしても選考は進みますが、後回しにできる期間には限りがあります。技術面接の日程が決まってから整えると、READMEを書きながら面接の準備もすることになり、どちらも中途半端になります。工程3の書類と違って、リポジトリは「相手が勝手に見る」ものです。見せるつもりが無いものが見られる状態になっていないかも、この工程で一度確認しておいてください。
工程5|コーディングテストに備える
選考の前段にコーディングテストを置く会社と、置かない会社があります。置く会社では、書類より先にテストの結果で絞られることがあります。つまりこの工程は、工程6の前にあるとは限りません。
対策の範囲は、応募先が使っている言語と、テストの実施形式で変わります。何をどこまでやるかはエンジニア転職のコーディングテスト対策(出題形式ごとに、やることを分けています)を見てください。中途採用の話に絞っており、新卒の就職試験は扱っていません。
ここで時間を使いすぎないための線引きも書いておきます。テストは、選考のどこに置かれているかで意味が変わります。応募の入口に置かれている場合は足切りなので、通過することが目的です。面接の途中に置かれている場合は、書いたコードについて話すための材料なので、書いた理由を説明できる状態のほうが効きます。同じ対策を全部の会社に当てはめる必要はありません。
工程6|カジュアル面談と技術面接を、分けて考える
カジュアル面談は「選考ではない」と案内されることが多い場です。ただし、話した内容は相手の記録に残ります。選考ではないという言葉は「合否を付けない」という意味であって、「印象が残らない」という意味ではありません。
この場で確かめておくとよいのは、求人票からは読み取れないことです。誰がコードレビューをするのか、開発と運用がどう分かれているのか、いま人が足りていないのはどの工程か。こうした質問は、工程1で決めた「変えたいこと」に直接つながります。逆に、工程1を飛ばしていると質問が出てきません。
技術面接では、工程4で読める状態にした成果物が材料になります。コードを見せながら「なぜこの設計にしたか」を説明できると、話が抽象論になりません。
その技術面接という言葉が指すものも、1つではありません。経歴の深掘り、コードを見る、設計を話す、チームとの相性の4つがあり、どれが出るかは職種と会社の規模で変わります。職種と会社から、自分に出る面接を見分ける手順を、この工程の後半として別に扱っています。
なお、呼ばれた面談がカジュアル面談なのか一次面接なのかは、案内の文面だけでは判断できないことがあります。3つの面談の見分け方と、それぞれの場で話すことは、この工程6だけを扱った記事に分けました。
工程7|年収と入社日を決める
年収の話は、オファーが出てから考えるものだと思われがちですが、実際には工程1で決めた順位の裏返しです。年収を主にすると決めたなら、他の3つのどれかを下げる余地を残しておく必要があります。全部を維持したまま年収だけを上げる交渉は、材料がありません。
交渉の材料になるのは、希望額そのものではなく根拠です。いまの年収、応募先が提示している範囲、自分が担える役割の3つが並んで初めて、話し合いになります。このうち「応募先が提示している範囲」は求人票に書かれていることが多いので、応募の前に控えておくと、オファーの金額がその範囲のどこにあるのかを判断できます。
もう1つ、この工程で読むべきものがあります。令和6年4月から、労働者の募集や職業紹介の際に明示すべき事項が追加され、「従事すべき業務の変更の範囲」と「就業の場所の変更の範囲」が示されるようになりました。求人企業と職業紹介事業者の両方が対象です。つまり、転勤や配置転換がありうるかどうかは、口頭の説明ではなく明示された文面で確認できます。客先常駐の有無を変えたくて動く場合、ここが実質的な答えになります。
ただし、この工程で動く幅はそれほど大きくありません。当サイトが掲載する転職サービス15社のうち、年収帯で絞り込んで件数まで表示していた3社を比べると、同じ「年収1,000万円以上」でも見える求人の数が202件から11,238件まで開きました(2026年8月時点)。交渉で動く幅より、どの帯を扱う場所を選ぶかで決まる幅のほうが大きいため、この工程の前に工程2へ戻るほうが効くことがあります。
入社日は、在職中であれば退職の手続きに要する期間を先に見ておきます。ここを詰めずに合意すると、退職交渉と入社日の板挟みになります。年収と入社日は同じ場で決まることが多いので、どちらを優先するかも工程1で決めておくほうが早く終わります。
工程を飛ばすと、どこで戻ってくるか
飛ばした工程は消えません。あとの工程で、別の形で出てきます。どこで出てくるかが分かっていれば、いま飛ばすかどうかを自分で決められます。
| 飛ばした工程 | 戻ってくる場所 | そこで起きること |
|---|---|---|
| 工程1(条件を決める) | 工程6の面接 | 「なぜ転職するのか」に答えられず、志望動機がその場の言葉になる |
| 工程1(条件を決める) | 工程7の条件交渉 | 下げてよいものが無いため、交渉の材料が出てこない |
| 工程2(型を決める) | 登録直後 | 待つ型に登録したつもりで、自分で応募する画面を見ることになる |
| 工程3(書類) | 工程2の面談 | 経歴を口頭で説明することになり、面談がヒアリングだけで終わる |
| 工程4(成果物) | 工程6の技術面接 | 設計の判断を言葉だけで説明することになり、話が抽象的になる |
| 工程5(テスト対策) | 書類選考の前 | 書類を読まれる前に、テストの結果で絞られることがある |
この表で分かるのは、工程1を飛ばしたときだけ、戻ってくる場所が2つあるということです。面接と条件交渉の両方で効いてきます。時間が無いときに削る工程を選ぶなら、工程1以外から選んでください。
在職中に、どこで時間を作るか
在職中の転職活動でいちばん詰まるのは、面談と面接の時間です。相手の営業時間に合わせる必要があり、平日の日中に何度も抜けることになります。
ここで効くのが、先ほどの「相手が要る工程/要らない工程」の区別です。工程3から工程5は自分だけで進められるので、平日の夜や休日に片付けられます。工程2と工程6は相手の予定が要ります。
したがって在職中は、持ち物を先に作り、相手の時間が要る工程をあとにまとめるのが現実的です。書類ができていない状態で面談を先に入れると、面談で言われたことを反映するためにもう一度時間を取ることになります。夜間や土曜の面談に対応していると明記しているサービスもあるので、工程2で選ぶときの条件に入れておくと後が楽になります。
もう1つ、在職中に効くのは応募の開始時期をずらさないことです。書類が1社ぶんできた時点で応募を始めると、面接の日程がばらけて、平日に何度も抜けることになります。持ち物が揃ってから複数社にまとめて応募すると、選考の時期が重なり、条件を比べられる状態でオファーが並びます。工程7で比べるものが1つしか無いと、比べているのではなく受けるかどうかを決めているだけになります。
この進め方が向かない人
- 退職日が決まっている人 — 会社都合の退職などで期限がある場合、工程1に時間をかけている余裕がありません。工程2から入り、担当者と話しながら条件を詰めるほうが現実的です
- 受ける会社が1社に決まっている人 — 知人からの誘いなど応募先が決まっているなら、工程1と工程2は要りません。工程3から始めてください
- 実務経験がまだない人 — このページは実務経験のあるエンジニアを前提に書いています。未経験からの転職は、書類より先に応募できる求人があるかどうかの確認から始まります
- 転職するかどうかを決めていない人 — 工程1は「転職する前提」で条件を並べる作業です。まず情報を集めたい段階であれば、この順番で動く必要はありません
よくある質問
転職サービスは何社に登録すればよいですか
当サイトでは推奨する社数を示していません。社数より、扱う求人が重ならないように選ぶほうが実務的です。同じ求人に別々のサービス経由で応募すると、企業側では重複した応募になり、どちらの紹介として扱うかで調整が入ります。型の違う2つ(自分で探す型と、人が選ぶ型など)を組み合わせると、重なりにくくなります。
在職中であることは、相手に伝えたほうがよいですか
伝えたほうが、面談や面接の日程を組みやすくなります。入社可能な時期の見込みも同時に伝えると、話が具体的になります。伝えないままにしておくと、相手は「すぐ入社できる人」として日程を組んでくることがあります。
転職サービスの利用に、求職者側の費用はかかりますか
工程2で触れたとおり、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を受け取れる場合は法律で限られており、原則としては受け取れません。ただし例外があるため、「一律に無料」と言い切れるものではありません。利用の前に、そのサービスの料金の記載を見てください。当サイトの各サービスのページでは、確認した日付とあわせて記載しています。
職務経歴書は、応募先ごとに作り直すのですか
全部を作り直す必要はありません。差し替えるのは冒頭の要約と、応募先の技術スタックに関係する部分です。経歴そのものは変わらないので、そこを固定しておけば、応募が増えても作業は増えません。
スカウトが届かないときは、何を直せばよいですか
スカウト型は、企業側が条件で検索して声をかける仕組みです。つまり、検索に引っかかる情報が入っていないと届きません。職種・経験年数・使用技術・希望勤務地のような、相手が検索軸に使う項目が空欄のままになっていないかを先に見てください。文章の巧拙より、項目が埋まっているかどうかが先に効きます。開発履歴を連携する形のサービスでは、工程4で読める状態にしておくことがそのまま材料になります。
工程の順番は入れ替えてよいですか
工程3以降は入れ替えてかまいません。コーディングテストが書類より先にある会社もあります。入れ替えないほうがよいのは工程1と工程2だけで、これは条件が決まる前にサービスを選ぶと、サービスの側に条件が寄るためです。
まとめ
- 転職活動は7つの工程に分かれ、順番が効くのは工程1と工程2だけです
- 工程1では、変えたいものに順位を付け、下がってもよいものを1つ決めます
- 工程2では、名前ではなく「誰が求人を選ぶか」で型を選びます。エージェント型は職業安定法上の許可事業で、許可番号は公に確認できます
- 工程3から工程5は自分だけで進められるので、在職中はここから片付けます
- 工程6と工程7は相手の予定が要るため、あとにまとめます
工程1と工程2を人と話しながら詰めたい場合は、面談を前提にしたサービスのほうが向いています。次のサービスは求人を自分で検索する機能を持たず、登録後の面談を経て求人の紹介を受ける形です。自分で探したい人には向きません。
関連記事
- エンジニアの職務経歴書の書き方 — 14社の職種区分から、書く職種名を逆算する手順
- エンジニアのスキルシートの書き方 — 客先常駐で使っている書類を、職務経歴書に変える5手順
- エンジニア転職でGitHubをどう使うか — 業務コードが出せない前提で、何を見せるかを決める
- エンジニア転職のコーディングテスト対策 — 出題形式ごとに、やることを分ける
- レバテックダイレクトの対応職種と最終確認日 — 工程2の「自分で探しながらスカウトも受け取る型」の事実
次に読む
エンジニア向け転職サービスの一覧|対応職種・エリア・求人検索の有無で絞り込む|工程2で使うページです。型ごとに何が違うかを、事実と最終確認日で並べています。
出典
- 石川労働局「職業紹介事業とは」(職業紹介の定義・有料職業紹介事業の許可・求職者手数料の原則と例外/2026年9月7日確認)
- 大分労働局「制度の概要」(有料職業紹介事業は職業安定法第30条第1項の許可を受けて行う/2026年9月7日確認)
- 厚生労働省職業安定局「職業紹介事業の業務運営要領」(手数料の取扱いを定める全国共通の要領。「第6 手数料」を含む/2026年9月7日確認)
- 厚生労働省職業安定局「人材サービス総合サイト」サイトの使い方(職業紹介事業の許可・届出事業所を検索できる/2026年9月7日確認)
- 厚生労働省「令和6年4月より、募集時等に明示すべき事項が追加されます」(従事すべき業務の変更の範囲・就業の場所の変更の範囲の明示/2026年9月7日確認)
- 東京労働局「職務経歴書の書き方」(様式・枚数・記載項目/2026年9月2日確認)